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私が印象に残っている夏休みは学部3年と4年の夏休みです。この2つの夏休みは本当に両極端でした。
3年生の夏休みを振り返ると、「とりあえず舞い込んでくる仕事」をこなすのに必死でした。私は学生団体とバドミントンサークルの掛け持ちをしており、3年のときに執行が被りました。執行とは何ぞや、という方のために軽く紹介しておくと、主にサークル運営をする学年のことです。日々の練習や合宿、イベントの企画など様々な業務や雑用を行います。サークルは基本自由参加ですが、執行のときだけはサークルや同期のためにも積極的に出席しなければなりません。バドミントンは最低週2回あるサークルに行き、担当していたブログの更新を行い、写真撮影のためにイベントに参加し…とまあまあ仕事がある一方で、学生団体の方も最大のイベントである1週間の合宿の準備に追われていました。このような状況下だと、もう何がなんだか分からなくて、いつも疲れていたと思います。さらに金銭面も相当痛かったです。サークルや学生団体は時間もお金も無くなるため、バイトする時間もなく貯金が減っていく一方でした。
4年生の夏休みは8月下旬に控えた院試の勉強のために(…というのを言い訳に)ずっと家にこもっていました。1度こもってしまうと、少しでも外に出るのが億劫になり、家でだらだらと過ごすようになりました。まだ日がある、と思うと本番1週間前までなかなか勉強に手が出ませんでした。内部進学であったためなんとか院試は通りましたが、結局何もせずに夏休みが終わりました。本当に記憶がありません…
「人生の夏休み」と称される大学生活。その中でも夏休みは人生の中で最も自由度が高いものでしょう。私は両極端の夏休みを経験し、どちらも経験しておいて良かったと思っています。世間的には4年生の時の夏休みなんて論外ですが、ダラダラしても本当に得るものがないという事が身をもって学べました。どんな夏休みを送ろうと、このように振り返ることで何かしらは学ぶことが出来ると思います。勉強でも、分からなかったり好きになれなかったりした問題が、別の日に振り返ってみると「なあんだ、そんなことだったのか」となるかもしれませんよ?
2014年4月より究進塾スタッフ。どんな話題にも偽りのない素直なリアクションを返せるのは彼女の魅力のひとつ。イラストが趣味でバトミントンサークルに所属中。大学では納豆の研究をしています。