2015/7/23

親御様だけ先走っていませんか?

色々な生徒さんを見ていて思うことがあります。

「それは親御様だけ先走って塾に入れて何とかしようとしていませんか?」ということです。

生徒本人は全くやる気がなくて、成績が低迷していることに親御様が焦ってしまって、本人の意志はともかくとして「とにかく塾に入れよう」と先走って塾を探すという例はとても多いのです。

特に、中1~2の生徒、特に中高一貫校に多いケースです。おそらく本人は中学受験で燃え尽きてしまい、「大学受験はまだまだ先」ということでやる気が落ちているというのが最大の理由だと思います。さらに、ちょうど反抗期にさしかかり、親御様の意志と生徒本人の意志が一気に解離して行くことも要因ではないかと思います。(中学受験時には親御様の意志にお子様も素直に従っていたはずです)

私の指導経験から言いますと、生徒本人のやる気がない状態で入塾してきた場合は、長くは続きません。究進塾が誇る講師もさすがにマジシャンではありませんので、やる気がある生徒さんをさらにやる気にさせて伸ばすことはできますが、やる気がゼロの生徒さんをやる気にさせることは大変な困難を伴います。そして多くが徒労に終わり、親御様も「こんなはずじゃなかった」となってしまいます。

もし思い当たる方がいらっしゃいましたら、どうか親御様のご判断だけで決めずに、お子様とよく話し合って、「本当に塾に行くべきなのか?」を決めてみてください。私自身の中高一貫に通った経験、さらには指導経験から言いますと、中高一貫校の中1~2は成績は半分くらいにいればそれほど心配する必要はありません。(高校から挽回が十分に利きます)。たとえば部活に一生懸命なのであれば、無理に塾に入れる必要はないでしょう。むしろ中高一貫生にとってこの時期は友人関係や社会性を育むのに最適な時期です。

ただ、もしも「進級があやうい」「放校になってしまいそう」という場合は、生徒本人にそれを伝え、本人もきちんと納得し、「危機感」を共有した上で、ご相談いただければと思います。本人が「危機感」さえ持っていれば、成績を上げられる自信はあります。

究進塾塾長:並木陽児

「最高の教育をどこにでも」という理念でオンライン個別指導サービスを届ける究進塾の代表。
日頃、受験生と向き合っている経験から、勉強法など受験生に役立つ情報を提供して行きます。
指導科目は化学。東京大学工学部卒。 趣味は合気道。横浜ベイスターズのファン

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